新人op看護師のひいらぎです!
今回は看護大学と看護専門学校の違いについてです。今回の記事では、「看護師を目指したいけどどこの学校に行けばいいのかな」そんな疑問を解決できるようにお助けできる記事だと思います。
早くも新人看護師となって二週間が経ってしまいました。私は今某大学病院で勤務していますが、自己紹介をしていると看護大学と3年制の短大・専門学校卒や5年一貫制看護高校出身など様々な出身の看護師がいることを気づきました。そこで今回は看護大学、短大や専門学校等の違いを学び各学校の概要やデメリットを解説していきます!
看護大学と看護専門学校の一貫制看護高校のメリットデメリットについて!
看護学部のメリットとデメリットについては以下の通りです。
看護専門学校のメリットとデメリットについては以下の通りです
【看護大学のメリット】
- 幅広い知識を習得できる:看護大学では、人文科学や社会科学、医学などの多様な分野の知識を習得することができます。これにより、より広い視野で看護に取り組むことができます。
- 研究や学術的な能力を身につけることができる:看護大学では、研究や学術的な知識を深める機会が豊富です。これにより、将来的に研究者や教育者として活躍することができます。
- 学位を取得できる:看護大学では、学士号、修士号、博士号を取得することができます。これにより、より高度な職業やポジションに就くことができます。
【看護大学のデメリット】
- 学費が高い:看護大学の学費は、看護専門学校に比べて高額です。
- 学習内容が多岐にわたるため、学習の深化に時間がかかることがある:看護大学では、多様な分野の知識を習得するため、学習量が多くなります。そのため、学習の深化に時間がかかることがあるというデメリットがあります。
【看護専門学校のメリット】
- 実習中心の教育:看護専門学校では、臨床実習や看護技術の習得に重点を置いています。そのため、より実践的なスキルを身につけることができます。
- 学費が比較的安い:看護専門学校の学費は、看護大学に比べて比較的安いため、経済的な負担が少なく済みます。
【看護専門学校のデメリット】
- 知識面が狭い:看護専門学校では、専門的な看護の技術を中心に学ぶため、一般的な知識については習得できない場合があります。
- 学位を取得できない:看護専門学校では、学士号や修士号を取得することができません。そのため、看護師としての職務を遂行することは可能ですが、将来的なキャリアアップの機会が限定的になる可能性があります。
- 競争率が高い:看護専門学校は、看護師を目指す人々が多いため、入学競争率が高い場合があります。そのため、入学には一定の努力が必要となります。
- 指導者や教員の資質に差がある:看護専門学校には、指導者や教員の資質にばらつきがある場合があります。そのため、学びの質がまちまちになることがあるかもしれません
【一貫制看護高校のメリット】
- 看護師としての基礎知識や技術を高度に習得できることができます。
- 高校卒業後、直接看護師国家試験を受験することができます。
- 大学進学にも有利で、大学の看護学部などに進学することができます。
- 看護師を目指す学生同士で学ぶため、やる気が高く、勉強環境が整っていることが多いです。
- 看護師国家試験の受験資格を得ることができるため、看護師として働くためのスタートが早くなることができます。
【一貫制看護高校のデメリット】
- 競争率が高いため、入学が難しいことがあります。
- 5年間のカリキュラムがあるため、高校卒業までの年数が通常の高校より長くなります。
- 厳しい学習内容のため、ストレスがたまることがある。
- 看護師を目指す学生が多いため、同じ職業に就くことになるライバルが多くなることがあります。
- 大学進学に有利なことはありますが、逆に大学に進学しない場合は、就職先が限られる可能性があります。
以上が看護大学と看護専門学校の一貫制看護高校のメリットデメリットになります。看護師になるにはそれぞれの手段があり、どの学校を選ぶにせよメリットデメリットがありますね。学校を選ぶことはみなさんの将来に大きく作用する選択です。この解説が皆さんの参考になればうれしいです!
次に各学校のカリキュラム等から特徴を説明していきます!
看護大学と看護専門学校の一貫制看護高校のカリキュラムには、いくつかの違いがあります。
まず、看護大学は4年制の大学であり、看護専門学校は2~3年制の専門学校です。そのため、大学でのカリキュラムは専門学校よりも広範囲で深い内容があります。看護大学では、人文科学や社会科学、医学などの幅広い分野の科目を履修し、それらの知識を看護に応用することが求められます。
また、看護専門学校では、実習中心のカリキュラムが中心で、臨床実習や看護技術の習得が主な目的とされています。一方、看護大学でも実習は重要なカリキュラムの一環となっていますが、講義中心の科目も多く、研究や学術的な知識の習得も求められます。
また、看護大学では学位を取得することができますが、看護専門学校では学位取得ができません。学位を持っていると、研究者や教育者としての道が開かれるほか、より高度な職業やポジションに就くことができます。
以上が、看護大学と看護専門学校のカリキュラムの違いについての概要です。
続いて一貫制看護高校について解説していきます
5年一貫制看護高校とは、高等学校に相当する5年間のカリキュラムで、看護師を養成する教育プログラムです。一般的な高校とは異なり、看護師国家試験を受験資格を得るためのカリキュラムが組まれています。
以下は、5年一貫制看護高校の特徴です。
- 専門性が高い:5年間を通じて看護の専門知識や技術を学ぶことができるため、看護師としての知識や技能を高めることができます。
- 看護師国家試験合格率が高い:看護師国家試験を受験するためのカリキュラムが組まれているため、合格率が高いとされています。
- 大学進学がしやすい:大学の看護学部や医療系学部への進学がしやすいため、看護師としてのキャリアアップがしやすいと言えます。
- 競争率が高い:看護師を目指す人が多いため、入学競争率が高い場合があります。
- 高校と看護専門学校の両方のカリキュラムを受ける必要がある場合がある:5年一貫制看護高校では、看護師国家試験を受験するために必要な看護専門学校のカリキュラムも含まれています。そのため、修学年限が長くなることがあります。
ざっくりですが看護大学は大学の学位を取得し、幅広い教養教育と看護に関する知識を深めることができる。一方、5年一貫制看護高校は高校卒業までの5年間で看護師国家試験に合格するための看護専門教育を受ける。また、入学難易度や就職の有利不利、教育費、学校の規模や設備などの面でも異なることが特徴といえますね。
いかがでしたでしょうか、今回は看護大学と看護専門学校(短大)、5年一貫制看護高校のメリットデメリットを上げながらそれぞれの学校の違いについて書かせていただきました!この記事が皆様の選択にお助けできることを心から願います!!
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